杏仁会の方針
地域に密着した「かかりつけ医」を本分とし、身近な医療介護を提供し、仁をもって、「予治回自」(予防、治療、回復、自立)を支援いたします。
杏仁会の由来
中国原産のあんず(杏、杏子)は、古名を唐桃(からもも)といい、甘酸っぱい果実には、ブドウ糖、果糖(カロリー源)、リンゴ酸やクエン酸(胃液分泌促進)、ビタミンAやリン、鉄が豊富に含まれており、昔から冷え症、滋養強壮に利くといわれてきました。
また、種子は漢方で杏仁(きょうにん)といい、咳き止めに用います。古来中国では、貧しい患者から治療代を取る代わりに杏の木を植えさせたことから、医者のことを杏林(きょうりん)というようになったといわれています。
かわいらしい実に豊富な栄養を含んだ杏にあやかり、また、医は仁術の故事にならい、患者様本位の医療をめざすことを念頭に「杏仁会」と名づけました。