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NEWS・トピックス

痔核治療を開始しました
2016-01-28
カテゴリ:お知らせ
当院では痔核に対する手術を含めた治療も行っております。痔核には、内痔核(痛くない、出血でわかることが多い)、外痔核(痛い、肛門部の違和感を感じることが多い)に分かれます。

実際に手術をする人は10~20%程度といわれており、診察の結果、症状が軽いと判断された場合は、まずは生活習慣の改善と薬物療法による治療を行います。
症状が重い、繰り返す場合は、手術を考慮します。以前は結紮切除術という、内痔核をすべて切除し、縫合するという方法が主流でしたが、現在では、肛門にメスを入れない最新の注射療法「4段階注射療法」もあります。

ALTA液を内痔核一つに対して約10ml注入しますが、その際に4つの位置に分けて注射します。
注射を行うと内痔核組織に炎症・硬化が起こり、数週間で内痔核が縮小し、出血や肛門からの脱出がなくなります。

これにより術後の疼痛や出血が少なくなり、こちらが主流となりつつあります。

痔という病気は症状の程度はあるにしても、ほとんどの人が罹患している一般的な病気です。お気軽にご相談ください。

痔疾患の詳しい説明は、当院受診または、「い~じ~net」をご参照ください。